モデル／女優として確実にキャリアを積んでいるカーラ・デルヴィーニュ（27）が、過去にハーヴェイ・ワインスタインに「ヒゲの男と付き合え」と言われたことを振り返った。
カーラ・デルヴィーニュは自身のセクシュアリティが流動的（一つにとどまらない）ことを以前より公表している。今年春頃まで、女優のアシュレイ・ベンソンと役2年間交際していたが、破局が報じられた。また先日には、自身がパンセクシャル（全性愛者）であることもインタビューで話していた。
彼女は「プライド月間」である6月、Varietyのインタビュー企画「Power Of Pride」に登場。2018年に自身のセクシュアリティをカミングアウトしたカーラは当時、複数人に長年セクハラ行為をしていたと告発され、「Mee Too」運動のキッカケともなった元映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインに、「女性と交際したらキャリアが台無しになる」と言われたと明かした。
「ハーヴェイは私に、”女と付き合いつつ、同時に女優として活動することはできない”と言った人のひとり。私にヒゲの男性と付き合いなさいと言った」と告白したカーラ。彼女は「私がヒゲの男と付き合うっていう考えは・・・そういうことが過去に起きたって聞いたことあるけど、すごくがっかりした。だって男友達と話していて、『私はあなたと付き合ってるフリするけど、愛してるわけじゃないから』って言えっていうの？そういうことをさせられそうになって、逆の方向に行く必要があると感じた」と話した。
パンセクシャルであるカーラは「私は、よく変化する。いつも気持ちが違う。自分が女っぽい感じる日もあれば、男っぽいと感じる日もある。パンセクシャルとは、男性、女性、また性の分類に適合しない人など、あらゆる人を愛する全性愛者。彼女は「“彼ら”であろうと、“彼女”であろうと、“彼”であろうと、私はその人と恋に落ちるの。ただそれだけ。その人を好きになる」と性別を基準に恋愛しないことを明かした。
