「サタデー・ナイト・ライブ」などで知られるコメディアンのピート・デヴィッドソンが、過去に自殺を考えていたことを告白した。
CBSの「サンデーモーニング」でのインタビューで、自殺を考えた過去を告白したピート。「適切な医療法や適切な医師に会い、必要なことを行うまで、かなり暗くて恐ろしかった」と語った。
ピートの今後公開予定の自身の自伝映画『The King of Staten Island(原題)』では、目を閉じながらドライブして、もう少しで事故に遭いそうになるシーンがある。
「僕は以前、それを実際にやっていたんだよ」「目を閉じて、閉鎖された道路で夜に、シートベルトをなしに運転した」と明かしたピート。彼は、2018年にソーシャルメディアでパニックを引き起こしたという。当時「僕はもう、この地球にいたくない」と綴り「君たちのためにここにいれるよう、ベストを尽くすけど、でもどれだけ長持ちするかわからない」と苦しい胸の内も明かしていた。現在、ピートはインスタグラムのアカウントを削除している。
しかし、自伝映画『The King of Staten Island(原題)』でジャッド・アパトウ監督との仕事したことは、一種の治療効果であったと語ったピート。「自分を浄化するためにこれをずっとやりたかったんだ」とモーニングショーで語った。映画作りを通して、彼は“暗くて恐ろしかった”場所から徐々に抜け出せているようだ。
また、ピートは現在、アメリカ合衆国ニューヨーク州にあるスタテンアイランド(Staten Island)で母とともに暮らしており、「今、僕は本当にここを快適に感じるんだ」と話し、今後引っ越す予定はないという。
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