人気歌手のビリー・アイリッシュ(18)と、英ガールズグループ「スパイス・ガールズ」の元メンバーであるメラニー・C(46)との意外な友情関係が明らかになった。
メラニー・C「Blame It on Me」
メラニー・Cは新曲「Blame It on Me」のプロモーションで、ET誌のインタビューに登場。そこでビリー・アイリッシュの話題となり、彼女との友情は“突然始まった”ことを明かした。
メラニー・Cは「すごく変な始まり方だった。私はビリーや彼女の音楽、お兄ちゃんや彼女の家族の大ファンだったから。去年の年末に、ロンドンでの公演を見に行ったんだけど、彼女は2000人規模くらいのすごく小さな会場で歌っていて、『ああ、今後こんなに近くで見られる機会はないんだろうな』と思った」と、語った。
さらに「会場はティーンの女の子で溢れかえっていて、みんな叫んだり歌ったりしていたんだけど、それが私のスパイス・ガールズ時代を思い出させてくれたんだよね。それってちょっと変で、だいたいは男の子のアーティストに女の子が叫ぶでしょ。だからビリーの会場を見てすごく共感したんだ」と、ビリーにアーティストとして共感したと話した。
彼女はコンサート後、ビリーや家族に面会することができたといい、ビリーの父はスパイス・ガールズの大ファンであることもわかったという。彼女に会った際、メラニーは「今後ビックスターになっても、様々なことをスルーせずに直面し、挑戦していってね」とアドバイスを送ったそう。ビリーは後に、メラニーからのアドバイスをSNSでシェアするほど、感動したようだ。
メラニー・CのTシャツを着るビリー
最近は、人種差別をなくそうといった運動「Black Lives Matter」についても積極的に発言しているビリー。これについてメラニー・Cは「彼女は、実年齢よりはるかに賢い子。自分が持つ影響力が巨大なことをわかっていて、それを善のために使ってる。みんながみんな違う意見を持っているから、彼女の意見を批判する人が出てくることも分かっていて、それでも自分の意見を堂々と言うってすごく勇敢なことだよね。本当に彼女を誇りに思う」と、ビリーの勇気に感動していると語った。
またスパイス・ガールズ時代にはSNSがなかったことについて「ソーシャルメディアに直面しなくてよかったから、今の若いアーティストたちとは本当に状況が違う。私たちにもプレッシャーがあったし、ファンへ対する責任もあったけど、今は文字通り常にスポットライトの中にいる。でもビリーは華麗にこなしてるし、それによってパワーを拡大してる」と絶賛した。
ビリー・アイリッシュは自身の体型について、「価値を決めるのは私」と書いたり、また先日白人警官によって殺されたジョージ・フロイドさんから始まった「Black Lives Matter」運動に関しても長文で投稿するなど、SNSを使いファンへ発信を続けている。
18歳ですでに大スターとなったビリー、今後の発言も世界が注目している。