先日急死したと報道された、人気ドラマ「This Is Us/ディス・イズ・アス」の脚本家の一人であるジャズ・ウォーターズ。39歳という若さで亡くなった彼女の死因がわかった。
6月10日、「This Is Us」脚本家の公式ツイッターアカウントは、同作の脚本家の一人であるジャズ・ウォーターズが急死したことを発表。「ジャズ・ウォーターズの死を知り、This Is Usファミリー全員が悲しみに包まれています。彼女は番組を通し、私たち皆に跡を残していきました。彼女は素晴らしい語り手であり、その力はものすごいものでした。彼女を愛する人々へ、深い深い追悼をお送りします」と綴った。
The entire #ThisIsUs family was devastated to learn of Jas Waters passing. In our time together, Jas left her mark on us and ALL over the show. She was a brilliant storyteller and a force of nature. We send our deepest sympathies to her loved ones. She was one of us. RIP @JasFly. pic.twitter.com/cmrh2OO8of
— ThisIsUsWriters (@ThisIsUsWriters) June 10, 2020
死亡が発表された当初死因は不明とされていたが、検死の結果彼女は6月9日に亡くなり、死因は自殺であると決定づけた。
ジャズは「THIS IS US」シーズン2の全18話にスタッフライターとして参加。その後はジム・キャリー主演ドラマ「Kidding」(原題)にも今年まで携わっていた。
彼女の死を受け、同作のキャストであるマンディ・ムーアは「ジャズの家族と大切な人たちに、愛と光を送ります」とリプライ。またケイト役を演じたクリッシー・メッツは「彼女が素晴らしい脚本家として番組に携わってくれたことで、私たちも恵まれていました。彼女自身や素晴らしい精神も愛されていました。ジャズ、あなたの美しい変身を祈っています。愛、光、平和に包まれますように」とメッセージを送った。
We were graced with @JasFly on the show as a fantastic writer but to know her and her beautiful spirit was to love her. I am praying for your beautiful transition, Jas. May it be full of love, light and peace. Thank you for the time we shared, your fearlessness and inspiration ❤️
— Chrissy Metz (@ChrissyMetz) June 11, 2020
2018年、ジャズは「Shadow and Act」のインタビューにて黒人の脚本家としてのポジションについて「知識や理解をした上で、責任のある会話を作ることができるようになった」と語った。「有色人種の私たちは、自分のような人たちをテレビで見たい。見ることができて当たり前になりたい。まずは自分たちをテレビで見ることができるために戦うし、それは正しい戦い。同時にそれは、私が戦っていることでもある」と明かしていた。