ネットフリックスの大人気ドラマ「13の理由（原題：13 Reasons Why）」。その最終シーズンには様々な謎が残されていた。最終回にむけ、出演者には誰かが死ぬことを知らされていたが、誰であるかはギリギリまで内緒だったのだ。
※ここからはネタバレを含みます↓↓
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結局、命を落としたのはブランドン・フリン演じるジャスティンだった。プロム会場で倒れたあと、HIVに感染していたことが発覚したのだ。
病院では、ディラン・ミネット演じるクレイとその家族に対し、ジャスティンがAIDSになり余命数日であることも明かされた。ディラン・ミネットは先日「Entertainment Weekly」の取材に対し、「ぼくとジャスティン役のブランドン・フリンは、死ぬならジャスティンがいいだろうってずっと考えていたんだ。脚本家のブライアン・ヨーキーにもそれを伝えてお願いしたよ。これまでのストーリーをふまえると、ジャスティンが亡くなるというのはとてもインパクトがあるからね」と明かした。
確かに、この展開はファンの間でも議論を呼んだ。HIVと死を安易に結びつけているという指摘も多くあった。
実際、ジャスティンはホームレスだった頃に薬物中毒や売春行為など、かなり過酷な環境に身を置いていた。そんな彼がHIVで命を落としてしまうのいうのは、かなりショッキングだろう。
ディランは、「もちろんとても残酷で悲劇的だ。多くの視聴者か、彼には生きていてもらいたいって思っただろうね。だけど、この展開があったから物語がより盛り上がった。確かに、これまでのストーリーの中で一番落ち込むシーンだったけど、どこかで、その展開を迎える選択をしていたんだと思う。クレイとジャスティンは特別な絆で繋がっていたんだよ。クレイが、このドラマの第一話で最初に会話したのもジャスティンだったんだ」と語った。
最初は敵対していた2人だったが、最終回ではまるで兄弟のような関係へと変化したのだ。「13の理由」最終シーズンは現在ネットフリックスで配信中だ。
