毎年2月頃に開催される、映画界最大の祭典「アカデミー賞授賞式」。しかし来年の開催は、新型コロナウィルスの影響で4月になることがわかった。
今年はじめから猛威をふるった新型コロナウィルスの影響で、ほとんどの劇場公開予定の映画が遅れたり、劇場公開ではなくストリーミング配信に切り替えとなり映画界に大きな影響を与えた。
2021年の「第93回アカデミー賞授賞式」の日程は2021年2月28日であるとすでに発表されていたが、主催である映画芸術科学アカデミーは6月15日、授賞式の延期を決定したことを発表。新たな日程は2021年4月25日となった。
同授賞式のノミネーション発表は2021年3月15日。
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これはアカデミー賞授賞式がテレビ放送され始めて以来最も遅い時期での開催となったといい、これまで4月に開催されたのは32年前の1988年だ。
アカデミー賞授賞式の延期は1981年以来。この年は、米国のレーガン大統領（当時）暗殺未遂事件の影響で、授賞式が24時間延期された。
またこれに合わせ、選考対象期間も変更。アカデミー賞は通常、前年の1年間の映画を選考対象としているが、2021年のアカデミー賞についてはこの期間を延長し同年2月28日までの映画を対象とする。
2020年12月14日に予定されていた「アカデミー映画博物館」の開業は、2021年4月30日に延期された。
