『キャッツ』や『ピッチ・パーフェクト』シリーズなどで知られる女優のレベル・ウィルソンが、今年の2月に英国王室関連のジョークを言ったことについて心境を明かした。
日本時間2月3日、第73回英国アカデミー賞(British Academy Film Awards)が開催され、レベル・ウィルソンは、自身の出演した『キャッツ』を交えたジョークなどを放ち、会場の爆笑をかっさらったことで、かなり話題となった。
そんなスピーチの冒頭では、「この場に立てて嬉しいです!このロイヤル・・・ロイヤル、え〜っと」と、今回の授賞式の会場となった「ロイヤル・アルバート・ホール(Royal Albert Hall of Arts and Sciences)」の覚えにくい名前をイジったのだ。同会場は、イギリスのヴィクトリア女王の夫であるアルバート公に捧げられた由緒正しい演劇場。そのジョークをウィリアム王子とキャサリン妃が微笑みながら見守る姿も映し出されていた。一歩間違えれば、かなり失礼にあたるジョーク。しかし、彼女は後悔していなかったという。
レベル・ウィルソンは、米サン紙のインタビューで「私はロイヤルファミリーのだれかと友達だし、ロイヤルファミリー全員が素晴らしいユーモア感覚の持ち主で、ジョークが好きなのよ」と語った。「私は明らかに、悪意のある人間じゃないし、私のゴールはだれかを言い込めないようにすることよ。特に、英国アカデミー賞ではね」。インタビューでもジョークを交えながら応えたレベル・ウィルソン。現在、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、数々の授賞式などが延期となっているが、彼女のおもしろいスピーチがまた聞けることを期待したい。
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