アリアナ・グランデ(25)が、“七輪”タトゥーは文化の盗用との批判に激怒。「私にどうしてほしいの」と反論、「日本のファンはわかってくれている」と憤っている。
アリアナ・グランデは、新曲「7 rings」の和訳に引っ掛け、手のひらにタトゥーを入れた。ところが本来「七つの指輪」とするべきところを、「痛いから」との理由で省略し、「七輪」としたことで、別の意味を持つ単語に。このタトゥーを公開するや否や、主に日本のファンを中心に、「“七輪”は“7 rings”ではなく、BBQグリルを指す言葉」との指摘が続出。瞬く間に英語圏でも話題になり、現地で「痛恨のスペルミス」としてニュースにまでなった。
日本語教師からの助言を得て、アリアナは「七輪」に一文字加え、「七指輪」とタトゥーを修正した。しかし位置関係から、「七輪指」とも読めることがあって、「BBQグリルフィンガーだ」と揶揄する声も依然として消えず、タトゥー除去を請け負う会社は彼女に高額で広告塔就任のオファーを出すまでに。本人は「放っておいてくれたらお金をあげる」と返していた。
ここまではジョーク交じりに対応してきたアリアナ・グランデだったが、「文化の盗用」との批判にはさすがに我慢がならなかった様子。連続ツイートで、フラストレーションを爆発させている。
「画像は消したし、先生の力を借りて、ちゃんと意味が通るようにした。その通り、私はカンジが読めません。私にいったいどうしてほしいの? (日本への)愛があり、その文化を評価しているからこそ漢字でタトゥーを入れたの。私に何と言ってほしいの?」
「どれだけ多くの人が似たような失敗をして、見かけはいいからって気にせず放置しているかわかっているの? 私はすごーーーく気にかけている。私にどうしてほしいの、何を言ってほしいの、本当に?」
「文化の盗用と、文化を評価することには、違いがある。私の日本人ファンはいつだって、私が日本語を描いたり、日本語が書かれた服を着たりすると、大喜びしてくれる。とはいえ日本語が入った私のグッズは、サイトから取り下げました。誰も気にしちゃいないし、気づいてもいないでしょうけどね」
なお、アリアナ・グランデはすでに該当のツイートを削除済み。別のコメントでは、「SNSの人たちは、他人が間違いを犯したときに、それを許したり優しくしたりすることができないんだ。自分の感情ばかりで、人の感情なんて思いやれないのね」と一連の騒動へのコメントに悲しみと憤りを示している。
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