『ハンガー・ゲーム』シリーズなどで知られる人気女優のジェニファー・ローレンスが、ツイッター(Twitter)で新たなアカウントを開設したことがわかった。
ジェニファー・ローレンスは2年ほど前に、ツイッターでプライベートのアカウントを持っていることをあるインタビューで明かし、「見るけど、自分からは発信しない」と話していた。「批判とかがいつもたくさんある。多くの人がそれに耳を傾け、何でもかんでも意見を放っている。私は必要でない限り、それを受け入れることはできないわ。理由もなく自分を表に出したくないの。何かの宣伝とか、よっぽどのことがない限りね」と心境を明かしていた。それから数年がたった今、彼女が新しくアカウントを開設したきっかけとは何なのだろうか。
ジェニファー・ローレンスは、現地時間6月16日に最初のツイートをした。「アメリカでは4人に1人の黒人男性が、監禁されたことがあります」「この短いビデオでは、いかに汚職が刑事司法制度を壊したかを説明しています。正すために私たちには何ができるのでしょう」とショートフィルムとともにメッセージを綴った。
Nearly 1 in 4 Black men in America will be locked up at some point in their life. In this short video, @omarepps & @desmondmeade explain how corruption has broken our criminal justice system—& what we can do to fix it. #UnbreakingAmerica #JusticeForSale https://t.co/nBgujzH2BH pic.twitter.com/Jhw4Jtav5L
— Jennifer Lawrence – Represent.Us (@JLawrence_RepUs) June 16, 2020
現在、ネソタ州ミネアポリスにて白人警官に7分以上も首を圧迫され、そのまま亡くなってしまったジョージ・フロイドさんの事件が発端で、世界各地で差別撲滅のための抗議デモが行われており、ジェニファー・ローレンスは、今こそ自分も発信するべきだと考えたようだ。
これまでに、ジェニファー・ローレンスのほかにも、差別撲滅のためにメッセージを積極的に発信している著名人はたくさんいる。過去に「インスタ女王」と呼ばれ、一時期世界一のフォロワー数を誇っていた人気歌手のセレーナ・ゴメスも、そのプラットフォームを黒人の人々が声をあげるために提供し、同じく人気歌手のジャスティン・ビーバーも積極的にメッセージを発信している。