人気歌手のテイラー・スウィフトが、「ジューンティーンス(6月19日:奴隷解放記念日)」がいかに重要であるか訴えた。また国民の祝日にすべきだとの声もあげている。
1865年6月19日、最後まで奴隷制度維持を訴えていたテキサス州が奴隷の解放を宣言。自由を象徴する日としてテキサス州では祝日に設定しているが、全国の祝日にはなっていない。
テイラー・スウィフトは19日の0時ちょうど過ぎにツイッターを更新。Root誌の記事をこの日の歴史を説明する動画とともにアップし、「ジューンティーンス、おめでとう!動画の投稿を許可してくれたRoot誌とダニエル・ヤングに感謝します。この動画では今日という日の大切さと、この日を国民の祝日とすべき理由が述べられています」とコメントを添えた。
Happy Juneteenth! I want to thank @TheRoot and @RhapsoDani for allowing me to post this video about the significance of today, June 19th, and why it should be celebrated as a National holiday. https://t.co/7yjwh4Lddg
— Taylor Swift (@taylorswift13) June 19, 2020
さらに、「個人的なことだけれど、この日、私の会社の社員たちはみんな休日とすることにしました!自由を象徴する記念日として、これから6月19日はずっとそうするつもりです。そして、私自身も今この日に繋がっている過去の歴史を正しく学び、教養を身につけるようにします」と付け加えた。
そして、「最近この国で起こっている出来事は、私たちの家族に対し、きちんと人々の意見を聞いて、よく考え、『反人種主義』であることを堂々と主張できるためにプログラムを作り直す機会を与えてくれています。権利というものが正しく利用して、正義のためにたちあがるべきです」と締めくくった。
先週テイラーは、白人至上主義者を記念する像が設置されていることに反対の声を上げており、デモによって取り壊されてしまったものについては、「正しいことを主張した事実を無駄にしてしまう」として再建すべきではないと主張していた。