アメリカの人気ヒップホップ・ミクスチャー・グループ「ブラック・アイド・ピーズ」が、元メンバーのファーギーが参加しない理由について明かした。
「ブラック・アイド・ピーズ」といえば、これまでに「ホエア・イズ・ザ・ラヴ?」「ブン・ブン・パウ」「アイ・ガッタ・フィーリング」など数々のヒット曲を飛ばし、これまでにグラミー賞を6度受賞している人気グループ。
グループの紅一点であったファーギーは、2003年にグループに加入し3作目の「エレファンク」から活動し、グループにとって欠かせない存在となっていたが、2011年にグループは活動休止、4年後の2015年に活動再開するも、ファーギーは参加しなかったことから脱退説がささやかれていた。その後ファーギーはソロとしてシングルやアルバムをリリースしている。
ファーギーはなぜもうグループに参加しないのか、その理由についてメンバーたちが明かした。
新アルバム「トランスレーション」をリリースしたばかりの「ブラック・アイド・ピーズ」は、ビルボード誌のインタビューで、ファーギーは新アルバムを聞いたか尋ねられると「彼女はまだ新アルバムを聴いてないよ。みんなが聴く時に彼女も聴くだろうね。ぼくたちは彼女と連絡を取り続けているし、あいさつしたり、誕生日やクリスマスやイースターをお祝いしたりしているよ」と明かした。
さらにメンバーのウィル・アイ・アムは「ファーギーはぼくたちが今どこにいるかってことも知っているのさ。ぼくたちはスタジオにいるからね。ぼくたちは彼女のことが大好きだし、彼女は母親業にフォーカスしているんだ。母親も大変な仕事だからね。そしてそれは彼女が心底がんばりたいことであり、ぼくたちも彼女を応援している。そして彼女は撤退や離脱することについてぼくたちに連絡する方法もわかっている。それはファーギーが企てたことだったから、ぼくたちは彼女のやり方をリスペクトしているよ。ぼくたちはファーギーのことが大好きだ。彼女のベストだけを願っている」と語った。
またメンバーのアップルも「ファーギーは、ぼくたちにとっての妹なんだ。だから繋がりが乏しくなろうが、彼女はいつだってぼくたちの妹。でも残念なことにぼくたちのスケジュールは、彼女がすばらしい母親になりたいということに置き換えられ、彼女はそのことに集中している。ウィルがいったようにぼくたちはファーギーのことを100%応援している」と明かした。
ファーギーは現在は母親業に専念し、音楽業の方はソロとしてマイペースに行っているようだ。