人気SF映画『スター・ウォーズ』にて、伝説のジェダイであるルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミル。彼はなんと、スピンオフシリーズの「マンダロリアン」や映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』にも密かに出演していたことを明かした。
Deadlineによると、Disney⁺で配信されているドキュメンタリー「Disney Gallery: The Mandalorian」の最終エピソードにて、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルが「マンダロリアン」に出演していることが明かされた。
マークが出演したのは「マンダロリアン」のエピソード5。惑星タトゥイーンでのシーンで、ドロイドのバーテンダー「EV-9D9」が登場するのだが、これの声をマーク・ハミルが担当していたという。このエピソードのクレジットにはマークの名前は無く、完全にサプライズであったようだ。
マーク演じるEV-9D9
@HamillHimself had a secret voice cameo in The Mandalorian season 1 as the droid bartender EV-9D9, do you have more secrets Mark😉💕? pic.twitter.com/8qMZu1UJVF
— Maka❤Mark Hamill👈 (@maka_gh) June 20, 2020
またこのドロイド「EV-9D9」はスター・ウォーズのエピソード6『ジェダイの帰還』(1983年)でも登場しており、当時は他のドロイドを拷問していた。芸の細かさにファンは大喜びだ。
さらにこれだけでなく、マークは新たな秘密をツイッターにて告白。彼は「『マンダロリアン』の秘密が明かされたから話しちゃおうかな。僕は新三部作(EP1~3)以外すべてのスター・ウォーズ作品に声の出演をしてる。マシュー・ウッド、僕を『ローグ・ワン』と『ハン・ソロ』でも使ってくれてありがとう。あとエピソード7でも、実はセリフがあったんだよ。“パトリック・ウィリアムズ”という役者が演じている役を探してみて。#本当の話」と、新三部作以外、スピンオフを含むすべての作品に声優として参加していることを告白。さらに、エピソード7である『フォースの覚醒』にも声での出演をしていると明かした。マークは同作のラストに少しだけ登場しファンを驚かせたが、ここではセリフはなかった。つまりこのラストシーン以外の場面で、一人二役で声の出演をしているということだ。
実はマーク、以前から別名としてパトリック・ウィリアムズと名乗っており、『スター・ウォーズ』シリーズでひそかに一人二役をするときなどにパトリック名義でクレジットに載っているのだ。最終エピソード『スカイウォーカーソードの夜明け』にも、パトリック・ウィリアムズ名義でブーリオというエイリアンのキャラの声を演じている。
新三部作以外すべての作品に出演していると告白したマークだが、詳しいシーンや役名などは明かしていない。ファンは「ローグ・ワンのどこに出てるか教えて!」などとマークにリプライしたり、映画を見直して彼の声を探すなど盛り上がりを見せている。