今年1月8日に、「シニアロイヤル」と呼ばれる高位王室から辞退し、財政的にも自立していくことを発表し、世間を騒がせたヘンリー王子とメーガン妃(メーガン・マークル)。2人は今回、手紙の署名部分で皇族の肩書を書かなかったことで注目を集めている。
ヘンリー王子とメーガン妃は、6月19日付けでチャリティ団体「StreetGames」のCEOジェーン・アッシュワースに対し、感謝の手紙を送付。StreetGamesの公式ツイッターアカウントがこの手紙を公開しているのだが、最後にヘンリー王子とメーガン妃の署名の部分が単純に「ハリー(ヘンリー)&メーガン」となっており、王室の肩書きである「サセックス公爵ヘンリー王子」「サセックス公爵夫人メーガン」と書いていなかった。
Absolutely delighted to have the support of Harry and Meghan – thanks so much for continuing to reach out to brilliant community organisations like the @smpbrixton, Hubb Community Kitchen, and North Paddington Youth Club as they help families struggling during #Covid19 pic.twitter.com/SavhoME7Oz
— StreetGames (@StreetGames) June 22, 2020
メーガン・マークルは以前より、支援が必要な人々へ食事を提供する慈善団体「Hubb Community Kitchen」を熱心にサポートしており、4月には同団体のズームチャットイベントにも参加した。この団体を支援したStreetGamesに対する手紙で、2人は「新型コロナウィルスの打撃は、世界中の全員にとって恐ろしく、試練の期間です。しかし、善の精神が現れるのもこのような困難な時期です。私たちも支援している団体が一つになるところを目撃し、とても感動しています」「StreetGamesのみなさんに感謝を送ります。ハリー&メーガン」と書いている。
またStreetGamesのツイッターアカウントも「ハリーとメーガンのサポートを受け、心の底から嬉しいです」と書いており、肩書きをはずしている。
今年4月ある情報筋は、2人が3月31日に正式に高位王室から辞退してから、ふたりはロサンゼルスの家から外に出ていないことを米Peopleに伝えた。また「みんなのように彼らは用心深くソーシャルディスタンスを行っており、安全です」と答え、アーチーくんに関しては「歯が生えてきて、とても幸せそうです。彼がカリフォルニアの日差しの中にいても、幸せに暮らしていけると確信していますよ」とコメントした。
当初、メーガン妃の故郷であるロスに引っ越すことから、母親や友人と一緒に自主隔離を行うのではと報道されていたが、メーガン妃はヘンリー王子と息子アーチーくんとともに、安全を第一にソーシャルディスタンスを行っていたと言われている。