『グレイテスト・ショーマン』や『ウルヴァリン』シリーズなどで知られる人気俳優のヒュー・ジャックマンが、マイケル・マン監督の最新映画『Ferrari(原題)』で主演を務めることが決まった。
ブロック・イェーツの著書「“Enzo Ferrari: The Man and the Machine」に基づくこの映画は、1957年の夏を舞台に、エンツォ・フェラーリを主人公として描く。フェラーリの会社が破綻し、息子の死後、結婚生活に苦しみ、ミッレミリアのために1,000マイルのレースにすべてを賭けるという物語だ。
ヒュー・ジャックマンは、『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』では悪役黒ひげを、『リアル・スティール』(原題: Real Steel)では、息子のために奮闘する父親役を、そして『グレイテスト・ショーマン』では、19世紀に活躍した興行師を見事演じきり、素晴らしい歌声を披露するなど、これまで様々な役柄に挑戦してきている。
マイケル・マン監督といえば、2019年に公開された『フォードvsフェラーリ(原題:Ford vs Ferrari)』で製作総指揮を務めた人物でもある。『フォードvsフェラーリ(原題:Ford vs Ferrari)』は、歴史上、最も伝説的なレースで、絶対王者フェラーリに立ち向かったふたりの男の奇跡のような“挑戦の実話”を描いた作品。マット・デイモンと、クリスチャン・ベイル、アカデミー俳優の2人が初めて共演し主演を務めたことでも話題となった。
そんなマン監督の最新作ということもあり、たくさんのファンが期待していることだろう。本作の撮影は2021年の春に開始予定されているという。
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