『パイレーツ・オブ・カリビアン』などで知られる人気俳優のジョニー・デップが、新アニメシリーズ「Puffins（パフィンズ）」で主人公の声優を務めることがわかった。
「Puffins（パフィンズ）」は、イタリアのIervolino Entertainmentのアニメシリーズで、5分のエピソードが250本で構成されているという。また、Iervolino Entertainmentは「ジェンダーや人種平等、環境保護のテーマを織り交ぜることによって、ポジティブなメッセージを発信するアニメです」と声明を発表した。
ジョニー・デップは、新型コロナウイルスの世界的流行によって劇場公開が一時停止になった後、Iervolino Entertainmentとともにロバート・パティンソン主演の映画『 Waiting for the Barbarians』の米国デジタルリリースを手助けしたとも報道されている。
Iervolino Entertainmentは「第二弾のプロジェクトで、ジョニー・デップ氏と再会できたことをとても嬉しく思います。ジョニーと一緒にこの短編シリーズのような前衛的で新しいプロジェクトを経験できました。それにより、実験的なジャンルとフォーマットの融合を支持する信念がさらに強くなりました」と述べている。
ジョニー・デップといえば、先月25日にアフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが白人警察官に殺害されるという事件が発生して以降、米国内で多くのデモが行われる中、自身のコメントを発表するなどしていたため、今回のこのアニメシリーズのテーマに共感できたのかもしれない。
ジョニー・デップは過去にも『ティム・バートンのコープスブライド』や、『ランゴ』で声優として活躍している。一体どんなアニメになるのか、楽しみだ。
