NEWS

ヘイト犯罪自作自演疑惑のジャシー・スモレット、彼を襲ったとされる犯人が私物の返却を希望! その理由とは

ジャシー・スモレット NEWS
ジャシー・スモレット

昨年1月、ヘイトクライムを自作自演した罪で逮捕された俳優のジャシー・スモレット。事件はその後不起訴になっているが、当時ジャシー・スモレットを襲ったとされる犯人の1人がシカゴ警察に私物の返却を求めていることがわかった。米TMZが伝えている。

TMZが入手した裁判資料によると、犯人の1人アベル・オーサンダイロは2019年2月、家宅捜索を受け様々な私物を押収されてそうだ。そして彼は今回、それらの返却を要求している。

押収された私物は多岐にわたるが、アベルが返してもらいたがっているのは、黒のスキー用マスクと赤い帽子なのだ。事件に詳しい方ならお分かりだろうが、このマスクと帽子は、アベルと彼の兄オーラが2人で購入し、ジャシーを攻撃する際に身につけていたものなのだ。

マスクと帽子を購入する2人の様子をとらえた防犯カメラの映像もしっかりと残されている。ジャシーも事件後、犯人はスキーマスクを着けていたことを明かしているし、警察官は家宅捜索でこれら犯行に使われた品物を押収しているのだ。

事件後、ジャシーの自作自演であった疑いが強まり、アベルとオーラは共に不起訴となった。そしてアベルは、ジャシー・スモレットが主演を務め、兄と一緒にエキストラとして参加していたドラマ「Empire 成功の代償」の台本も押収されたため、返却を希望している。

他にも、2丁の拳銃やiPhone2台、漂白剤5つなど、全て事件と関係のあるものばかりだ。

また最新の裁判書類では、アベルの弁護士を務めるグロリア・シュミッツが、「アベルはこれまで忍耐強く我慢してきました。しかし、彼はもう1年以上に渡って私物を奪われた状態になっています。これ以上返却が遅れることはどのような理由であれ許容できるものではありません」と訴えている。

最終決定まではまだ少し時間がかかりそうだが、裁判官は特別検察官に対し最低でも1週間の時間を与え、私物を返却することで事件の捜査に影響が出ないかどうか調査するとしている。

tvgrooveをフォロー!