人気歌手/女優のマイリー・サイラスが、半年以上にわたり断酒していることを明かした。米Varietyが伝えている。
米Varietyのインタビューに応じたマイリー・サイラスは、去年の終わりに行った声帯の手術をキッカケに断酒のライフスタイルが始まったことを明かした。マイリーといえば、去年の11月に声帯手術を行い、その後退院。手術は問題なく、順調に回復していると伝えられていた。
インタビューの中でマイリーは「去年からの断酒生活は私にとって、とても重要なことなの。自分の技術を磨きたかったから」と語り、「私は11月に大きな声帯手術をしたの。4週間話すことは許されなくて、おかしくなっちゃったわ。ホワイトボードに書いてたり、みんなに向かって叫んだりしてたわ」と、ジョーク交じりに明かした。
またマイリーは「この6ヵ月間は完全に断酒しているの。最初はただ声帯手術のことでだったけど、私は母についてたくさんのことを考えていたの。私の母は養子で、母が抱いている放棄されたという感情、人から価値のある存在だと証明したいといった感情の一部を、私も受け継いでいるの。また私の父は3歳の時に両親が離婚し、彼は一人で育ったの。家族には様々な歴史があり、依存症やメンタルヘルスへの挑戦もたくさんある。だから私はこれを経験し、そして『なぜ私はこのような自分なの?』と自分に問いただしたの。私たちは過去を理解することで、未来をより明確に理解するの。私が思うにセラピーはすばらしいものだわ」と家族のディープな部分についても赤裸々に語った。
マイリーとマイリーの母↓
さらにマイリーは、なぜ断酒を選択したかについて「特に若いうちの断酒はとてもハードよね。『(お酒飲まないなんて)君は楽しくないなー』とか恥をさらされるし。だから『ねえ、あなたはわたしのことなんとでも呼べるけど、私は楽しいってことはわかっているから』って伝えればいいわよね。断酒で私が大好きなことは、100%スッキリした気持ちで朝起きられること。二日酔いとかで気持ち悪い気持ちで起きたくはないもんね。準備万端って気持ちで起きたいの」とも語っている。
これまでもチャリティーや環境保護活動、ビーガンで動物愛護にも積極的なことで知られ、若者たちに影響を与え続けているマイリー。マイリーの断酒に、さらに若者たちも色々考えさせられるかもしれない。