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『ハリー・ポッター』著者J.K.ローリングのエージェンシーに所属する作家4人が辞任! ローリングの反トランスジェンダー発言を受け

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J.K.ローリング

人気児童書「ハリー・ポッター」の著者である作家のJ.K.ローリングの執筆エージェンシー「Blair Partnership」に所属する4人の作家が、ローリングの反トランスジェンダー発言を受け、辞任することが明らかになった。米Varietyが報じている。

J.K.ローリングといえば、6月はじめに、「新型コロナウィルスが、いかに世界の“月経がある人”の健康状況を変えたか」といったタイトルの記事のリンクを貼りツイッターに投稿。ローリングは“月経がある人”という呼び方が気に入らなかったようで「“月経がある人”。昔はこの人たちに名前があったんだけどな。なんて名前だったっけ、誰か教えてくれない?」と、「月経のある人=女性(ウィメン)」と書かないことを指摘し、反トランスジェンダー発言であると、世界的に大バッシングを受けた。

これを受け、ローリングの執筆エージェンシー「Blair Partnership」に所属していたドリュー・デイビス、ウグラ・ステファニア・クリスジョヌドッテル・ジョンドッティル、フォックス・フィッシャー、そして匿名でもう一人の作家、計4名が辞任する声明を発表した。

辞任した作家たちは声明の中で「この決定は軽いものではなく、私たちは悲しみ、そして失望し、この決断に至ったものです」と述べ、さらに「トランスジェンダーの問題に関するJ.K.ローリングのコメントの後、トランスジェンダーの権利と平等に対する彼らのスタンスを再確認するためインヴィテーションを提出しました。彼らとの話し合いの後、私たちは彼らにとって適切で有意義であると考えた行動にコミットすることはできないと感じたのです。言論の自由は、過小評価されているグループの機会均等を妨げる構造的不平等に挑戦し、変更された場合のみに支持されます」「私たちはLGBTQIAと連携し、業界の同質性に挑戦するために多様な声と経験を擁護するため、懸命に取り組んでいるすべての出版会社とスタッフと協力します」と述べている。

またこの4名の作家は、家庭内暴力を経験している、または経験した女性たちを助ける慈善団体「Shakti Women’s Aid」にも寄付することを発表している。

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