アメリカのカリフォルニア州アナハイムのディズニーランドが、7月17日に再オープンを予定しているが、新型コロナウイルスの影響を受け、このままでは厳しいのではないかと言われている。
同テーマパークは新型コロナウイルス感染拡大の営業により、3月中旬から営業を休止しているが、新型コロナウイルスの感染防止策を徹底し、中国・上海のディズニーランドはすでに再オープン。米ウォルト・ディズニー・カンパニーは6月10日、来月7月17日を目処にカリフォルニア・アナハイムのディズニーランドの営業再開を予定していると発表した。またフロリダのディズニー・ワールドが、7月11日から段階的に再オープンすることを発表し、ここ日本でも7月1日から再オープンすると発表している。
We are pleased to announce our proposed plans to begin a phased reopening of the @Disneyland Resort. We are looking forward to welcoming guests back to the Happiest Place on Earth! Learn more on the @DisneyParks Blog: https://t.co/jWtAONQdzP pic.twitter.com/e9vvkoeVUW
— Disney Parks News (@DisneyParksNews) June 10, 2020
しかし、The Hollywood Reporterによると、カリフォルニア州はまだ再開の許可を出していなかったことが明らかになり、このままでは7月17日の再オープンは厳しいかもしれないのだ。ディズニー社は「カリフォルニア州は7月4日をすぎないとテーマパーク再開ガイドラインを発行しないことを示しています」「数千人のキャストメンバーを職場に復帰させ、ビジネスを再開するのに必要な時間を考えると、政府当局から承認を受けるまで、テーマパークとリゾートホテルの再開を遅らせるしかありません」と発表している。
さらに「ガイドラインがいつリリースされるか明確になれば、再開日を伝えることができると期待しています」と述べている。
アメリカでは現地時間6月24日、新型コロナウイルスの1日あたりの感染者数が3万6000人を超え、これまでで最多となっている。また新規感染者の大部分はカリフォルニア州、テキサス州、フロリダ州だといい、この様子では、多くの人が集まるディズニーランドの再開は、ガイドラインが発行されない限り、勝手には再オープンできないようだ。
