俳優リーアム・ニーソン(66)による、「黒人男性を殺してやろうとした」との発言が物議を呼んでいる。波紋が拡がり、レッドカーペットイベントが中止に追い込まれた。
リーアム・ニーソンが、不謹慎な発言に至ったのは、彼の友人が「黒人男性から」レイプされたことが理由だ。Good Morning Americaに出演したニーソンは、「武器を手にし、黒人居住エリアへ向かい、犯人を殺そうとした」ことを明かした。
加えてリーアム・ニーソンは、これは一度きりではなく、同じ行動を「四度か五度」繰り返したことを明らかにしている。「あんな気持ちになったのは初めてのことだった」「原始的な衝動だった」と振り返っており、「本当にショックだった。とてもショックで、傷ついた」と述べている。
結局、ニーソンが事件を起こすにはいたらず、「助けを求め、牧師のもとで告解を行った」と明かしている。ふたりの良き友人の助けもあり、怒りを乗り越えたという。
リーアム・ニーソンは、「自分は人種差別主義者ではない」と強調している。また、この出来事は40年ほど前のものであるとも。もし犯人が白人だったらという問いに、「彼女が犯人はスコットランド人だ、イギリス人だ、リトアニア人だといったとしても、同じことをしていた」と主張しており、あくまで友人を思うがゆえの行動だったと訴えている。
しかしリーアム・ニーソンの発言は物議をかもし、米ニューヨークで予定されていた新作「Cold Pursuit(原題)」のレッドカーペットイベントは、中止が発表された。プレミアは予定通りの慣行が決まっているが、主催側は写真撮影やインタビューは行わないと告知している。
映画・海外ドラマ関連を中心に、洋楽や海外セレブ情報も発信。カルチャーとファンの距離を縮める、カルチャーをもっと楽しめるコンテンツをお届け!
☆X(旧Twitter)で最新情報を発信中!今すぐフォロー!