『ベイビー・ドライバー』などで知られるメキシコ出身の人気女優エイザ・ゴンザレスが、過去に“黒塗り”メイク(ブラックフェイス)をしたことが最近になってネットで再浮上。それに対しエイザが謝罪の声明を発表した。
問題の写真は、エイザ・ゴンザレスが10代だった2007年に「Lola, Érase Una Vez」(「ローラ、ワンス・アポン・ア・タイム」)で撮影されたものだという。
https://twitter.com/homorodents/status/1275681649682980867
エイザは、水曜日のPageSixに対する独占声明にて「流出している画像で、ブラックフェイスメイクをしていたことを深くお詫びするとともに、恥じています。メキシコのテレノベラで初めての仕事をした15歳の子役の時のもので、当時、私は自分の意志に反して圧力をかけられ、交渉する力もなく、この状況で自分を擁護することができませんでした」と、自分の意思ではなく周りの指示でブラックフェイスをしたのだと告白した。「今のような”声”や”知識”があればよかったのですが・・・」と付け加えた。
「ブラックフェイス」は黒人以外の演者が黒人を演じるために施す舞台化粧のことを指し、最近では、アメリカの人気司会者であるジミー・ファロンの2000年の動画も流出し、本人が謝罪する事態となった。
さらに、「ジミー・キンメル・ライブ!(原題:Jimmy Kimmel Live!)」で、司会を長年務めているジミー・キンメルも、1996年に出演した音楽動画で、黒人ラッパーのスヌープ・ドッグのマネをし、差別用語「ニガー」を複数回言っていることがわかり、ネットは大荒れ。ジミーは6月23日に謝罪文を発表した。
このように過去のブラックフェイス動画や、差別発言が再浮上し、謝罪する件が急増している。
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