性的暴行疑惑の潔白を証明している人気歌手のジャスティン・ビーバーが、自らのアリバイを証明するための新たな証拠を提出した。英ミラー紙などが伝えている。
ジャスティン・ビーバーといえば先日、ネット上でダニエルとカディと名乗る2人の女性が、過去にジャスティンに性的暴行をされたというエピソードを長文で書きつづり話題となった。
ダニエルは、2014年3月9日に、ジャスティンがテキサス州オースティンでの音楽フェス「SXSW」でショーを行った際、「フォーシーズンズ・ホテル」に呼ばれ、性的暴行被害を受けたと明かしたが、ジャスティンは当時の恋人セレーナ・ゴメスと一緒にいたことや、同ホテルには泊まっていなかったという証拠があり、SNS上に公開した。
またカディという女性は、2015年5月にジャスティンがファッションの祭典「メット・ガラ」に参加するためニューヨークに滞在していた際に性的暴行を受けたというが、こちらもジャスティンは真っ向から否定。カディは、2015年5月5日の午前2時半ころに性的暴行に遭ったと主張しているが、ジャスティンはその日、プライベートアフターパーティーに午前4時ころまで滞在していたという証拠もある。
そんな中、ジャスティンの新たな証拠の一つとして、5月5日、ニューヨークにて友人らとフードトラックの前で記念撮影をしている写真が公開された。ジャスティンは男友達ふたりに挟まれ笑顔でピースしている。またこの写真は、「メット・ガラ」のリアーナのアフター・パーティーの後に撮られた写真だという。
ある関係者は英サン紙に対し「この写真はジャスティンのアリバイでとても重要なものです。これはジャスティンが『メット・ガラ』の後出かけ、女性が証言した時間にホテルにはいなかったということを証明しています。また彼はその時の友人らに電話し、当時について説明してもらえば、この恐ろしい件を休ませるのに役立つでしょう。ジャスティンはこういったターゲットにされることには慣れていて、クレイジーな主張の対象にされてきましたが、今回のような性的暴行疑惑を持ちかけられるのは別次元の話ですね」と明かしたという。
ジャスティンは、このウソの証言をした女性たちを相手取り、現在裁判をする手続きを進めている。