日本人作家である天童荒太氏の小説がハリウッドで実写化が決定し、「ファンタスティック・ビースト」出演などで知られる俳優のエズラ・ミラーが主演することがわかった。
Deadlineによると、今回ハリウッドで実写化されるのは天童荒太の小説「悼む人」であり、英語タイトルは「The Mourner(邦題未定)」。今回の映画版では、疲れ切った一人の女性刑事が人身売買事件を追っていたところ、謎の若い男性と出会い、人生に秘められた崇高な意味を見出していく様子が描かれるという。その若い男性は、誰にも死を悼まれなかった人々を悼むことを自分の使命としていた。
エズラ・ミラーが演じるのは、タイトルロールとなっている「悼む人(The Mourner)」の男性。監督には2004年の映画「CASSHERN」でメガホンを取った紀里谷和明氏が抜擢され、脚本はドラマ「Feed The Beast(原題)」のロビン・シュシャンが担当。プロデューサーは紀里谷監督とマイク・マーカスが務める。
「悼む人」は2015年に日本ですでに実写化されており、主演を高良健吾、監督を堤幸彦が務めた。
エズラ・ミラーは「ファンタスティック・ビースト」への出演で一気に注目が集まった個性派俳優。作品によってガラリと雰囲気を変え、また個性的な顔立ちにも注目が集まりプラダのモデルなども務めたことがある。
ハリウッド版「悼む人」でエズラがどんな輝きを見せるか。製作開始は今年の夏が予定されている。
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