ホラーの金字塔映画『13日の金曜日』に登場するジェイソンが、マスクを着用しウイルスと戦う広告塔になったことがわかった。
マスクを着用することは、ワクチンができるまではコロナウイルスに対する最善の防御策である。この広告は、マスクを着用することを国民に奨励するために作られたという。
先日、Ogilvy Healthのインスタグラムで1本の動画が投稿された。「マスクを着用することは、コロナウイルスを拡散させないための簡単でとても重要な方法です。それなのに、たくさんのニューヨーカーはマスクを着用していません。これは特に、#Covid19に無敵だと感じるかもしれない若い人たちに当てはまります。この救命メッセージに注目してもらうにはどうすればいいのでしょうか?ポップカルチャーを利用して、彼らを楽しませる。説教してはいけない。恐怖を煽ってはいけません。反対のことをしましょう。彼らを笑顔にして、仲間と分かち合うのです」とコメント。
そこに投稿された動画では、殺人鬼ジェイソンが、トレードマークでもあるマスクをつけていることで怖がられ、人々に避けられるシーンが続くが、最後に少女が一枚の使い捨てマスクを渡し、ジェイソンはマスクの上から口を覆うためのマスクを着用するというものだ。
この動画には、「これめっちゃ好き」というコメントや、「これきっと気にいると思う」と友人をタグづけするユーザーが現れていることから、Ogilvy Healthの声明の通り、「ポップカルチャーを利用して、彼らを楽しませる」ということができている広告となっている。
『13日の金曜日』に登場するジェイソンは、連続殺人鬼でクリスタルレイク付近へやってくる人間を母親の仇と見なし、一人ずつ殺害していく。シリーズを通して時にユニークなホラーとしても知られ、不動に人気を確立した。