昨年に男の子を二人養子にしていたことを、今年の5月に明かした歌手シーア。今回、その養子の一人が二人の赤ちゃんを迎え、シーアがおばあちゃんになったことを明かした。
シーアは今年5月、ラジオ局「SiriusXM」の番組「The Morning Mash Up」に出演し、2019年に18歳の男の子ふたりを養子として迎え入れたことを明かした（現在は19歳）。男の子たちは里親制度の年齢を越えてしまっていたため、シーアは、法律的に彼らを家族として迎え入れる決断をしたという。また彼女は「私は彼らのことを愛している」とコメントした。
シーアは2014年に映像作家のエリック・アンダースと結婚。そして2016年12月に離婚したため、現在は一人でふたりの男の子を育てている。今年1月に発売された雑誌「GQ」のインタビューの中でシーアは、このふたりの息子が今後も彼女の人生において、主要の男性であり続けると述べ、「一生独身でいることを決めた」とも明かしている。
そんなシーアは今週、ゼイン・ロウのラジオに登場。そこで「私、ファッキンおばあちゃんになった！」と、祖母になったことを告白。「私の一番下の息子にこの前、2人の赤ちゃんが来たの。ゾッとした。いや、大丈夫。その子たちは私のことを“ナナ”って呼ぶんだ。でもクリス・ジェンナーみたいに「Lovey」って呼ばれたいから、“Lovey”って呼んでって教えてるんだ」と明かした。息子が迎えたという赤ちゃんは養子として受け入れたのか、または実子なのか、双子なのかなどは語っていない。
昨年シーアは二人の男の子を養子に受け入れ、血縁関係はないが初めて母となった。そして今年に入り今度は祖母に。1年で母と祖母になるという不思議な体験をしている。
またシーアはこのインタビューで、養子の二人とどのように暮らしているかについて告白。息子たちに対し「私は『これをやってね、もしくは元居た場所に戻るかだよ。こういうことを言うのは、私があなたの母親だから。わたしがあなたたちを愛しているっていう以外に理由はない。あなたたちが刑務所に入っているのを見たくないの。人口の5％の、刑務所にいる人になってほしくないから」と、教育をしていると話した。
またシーアは息子二人とも「トラウマプログラム」を受けていること、そして二人のうち一人がLGBTQコミュニティに属していると告白、つまりカミングアウトをしたことも明かした。
カミングアウトをした息子に関し「彼はとても成熟していて、私の人生の光。愛してる」と語ったシーア。年下の息子については、まだトラウマと葛藤している部分があると話し「彼がなんとか克服してくれることを祈ってる。私だって自分のトラウマの初期症状に対応するのに41歳までかかったから」「トラウマっていうのは安全な環境で、心理的に準備ができたって感じた時に消えていくもの。私は自分にできるベストをつくすだけです」と、息子たちのためにベストを尽くしていると語った。
