過去の悪態が共演者や関係者たちによって暴露され続けている女優のリア・ミシェルが、今度は過去のブロードウェイ共演者からも痛烈にバッシングされている。
リアといえば、女優、歌手として活躍し、人気海外ドラマ「glee」のレイチェル役で一躍世界的なスターとなったが、先日、シーズン6で共演したアフリカ系アメリカ人の女優、サマンサ・ウェアが過去にリアから「“ウィッグにクソ”してやると言われた」「彼女との撮影は生き地獄だった」と告発。これを受け、ヘザー・モリス、メリッサ・ブノワといった他の出演者たちやプロデューサーまでもが、彼女の言動に対して声をあげる事態となっている。また、リアは謝罪のコメントをしたものの「覚えていない」といった文章があったことから、さらに炎上してしまうこととなった。
そんな中、また新たな証言者が登場した。リアリティー番組「Newlyweds The First Year」などで知られる俳優のクレイグ・ランセイだ。
クレイグ・ランセイは2000年代のはじめに、リアと一緒にブロードウェイ・ミュージカルの「屋根の上のバイオリン弾き(原題:Fiddler on the Roof)」で共演した。
先日、デヴィッド・ヨンテフのポッドキャスト「Behind The Velvet Rope」に出演したクレイグは、今話題となっているリアの過去の悪態の件について聞かれると「このインタビューでリア・ミシェルの名前は聞きたくなかったよ」と言い、さらに「彼女は卑劣で恐ろしい人間だと思ってる。彼女は非現実的だと思うんだ。『屋根の上のバイオリン弾き』で共演したけど、ロージー・オドネルはすばらしい。彼女とはまだ連絡を取っていて、彼女はすばらしいメンターで尊敬している。どんなナンセンスなことを投げかけられても生き抜いて、飛躍していったか。リア・ミシェルの件から言うと、ロージーはこのビジネスの中で出会った中でも最も尊大な人間の一人だね!」とコメントし、リアをバッシング。
さらにクレイグはこんな話もしている。「リアが『「glee」の役をゲットした』という電話を受けた時、ぼくもちょうどそこにいたんだ。電話を受けた時から彼女の体から意識の高さがあふれ出ていたと思う。彼女はこの瞬間から取りつかれていたね。彼女はぼくと同じタイミングでニューヨークからロサンゼルスに引っ越した。ぼくは大事に彼女のケアをしていたけど、すごく権力を発揮していったんだ。そういった姿は見たことがなかったね、とくにブロードウェイでは。ブロードウェイを台無しにはできない。自分がどこからやってきたのかリスペクトをもたないと、すぐに評判は落ちてしまうよ」「彼女は才能がある、そのことは本当でぼくの発言を誤解しないでほしい。彼女は過去10年間行ったステージよりも才能があるけど、誰も一緒に仕事をしたくなというのは関係ない」と語っている。
リアの傲慢さは、「glee」での大役をゲットした時から始まってしまっていたのかもしれない…。