NEWS

アメリカ、TikTokなど中国発アプリの使用禁止を検討中 「ダウンロードを推奨しない」その理由とは

TikTok NEWS
TikTok

アメリカ合衆国が、TikTokなど中国発のSNSの使用禁止を検討中であることがわかった。

マイク・ポンペオ米国務長官は7月6日、FOXニュースのインタビューに登場。そこでTikTokを含める中国発のSNS使用禁止を“検討中”だと話した。アメリカの他にもインドはすでに禁止しており、オーストラリアも現在検討中であるという。

ポンペオ氏は「中国初のアプリに敬意を持ちながら、この件に関しアメリカはきちんと対応します。(トランプ)大統領より前に出たくはないですが、とにかくこれに関しては検討中です」と述べている。

さらに「このアプリ(TikTok)をダウンロードすると、中国の共産党にあなたの個人情報が渡ってしまうかもしれない」と、ダウンロードを推奨しないと話した。

この発言に対しTikTokの代理人は「TikTokはアメリカ人CEOであり、ここアメリカで数百人の従業員が安全性、セキュリティー、公序良俗、製品開発に関し仕事をしています。私たちにとって、ユーザーの安全を訴えること以上に優先しているものはありません。これまでに中国政府にユーザーデータを提供したことはありませんし、もし要請がきても断るでしょう」と、情報提供はしていないと主張した。

また、TikTokは香港国家安全維持法の施行を受け、香港から1週間以内に撤退すると現地時間の7日明らかにしている。理由としては、国家安全法の施行により中国へのデータ提供が避けられなくなったため、香港から撤退せざるを得なくなったのではないかと推測されている。

tvgrooveをフォロー!