映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』などで知られる英俳優のジュード・ロウが、実写版『ピーター・パン』で悪役フック船長役として交渉中であることがわかった。Varietyが報じている。
実写映画『Peter Pan & Wendy(原題)』はディズニーの『ピーター・パン』(1953年)の実写化バージョン。年を取らずネバーランドに住む永遠の少年ピーター・パンと、人間の女の子ウェンディや兄弟たちの物語だ。2016年のディズニー映画『ピートとドラゴン』でメガホンをとったデヴィッド・ロウリーが本作で監督を務め、また脚本もトビー・ハルブルックスと共同で担当する。『ロビン・フッド』(2010年)で製作総指揮を務めたジム・ウィテカーがプロデュース。
今年3月には、ウェンディ役にエヴァー・アンダーソンが決定したことが発表された。エヴァーはマーベル映画『ブラック・ウィドウ』でも、主人公ナターシャ・ロマノフの少女時代として出演している。彼女は実は、映画『バイオハザード』シリーズなどでしられる女優のミラ・ジョヴォヴィッチの娘だ。
また主人公ピーター役にはドラマ「The Reluctant Landlord(原題)」に出演したアレクサンダー・モロニーが決定している。
アレクサンダー・モロニー(上)とエヴァー・アンダーソン
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関係者がVarietyに話したところによると、同作はDisney+などでの配信映画ではなく、劇場公開される予定だという。
ディズニーはここ数年、アニメ版映画の実写化に力を入れており、『美女と野獣』『ライオン・キング』『アラジン』はどれも大ヒット。『アラジン』に関してはすでに続編の制作が始まったとも言われている。
ジュード・ロウが演じる悪役フック船長もどのようなものになるか、楽しみだ。