現在、イギリスのタブロイド紙「The Sun」に対し、「名誉を傷つけられた」として訴えを起こしている俳優のジョニー・デップ。ロンドン高等法院が金曜、明らかにしたところによると、彼の元パートナーで女優のウィノナ・ライダーとヴァネッサ・パラディが来週、ジョニー・デップ側の証人として出廷する予定だという。Page Sixが報じている。
訴えられている「The Sun」紙は2018年に掲載した記事で、ジョニーのことを「DV夫」であると記述した。ジョニーはこれを全面的に否定し、裁判に至った。なお、この裁判は今月7日に開廷した。
ジョニー・デップとウィノナ・ライダーは1990年公開の映画「シザー・ハンズ」での共演をきっかけに交際をスタート。婚約まで発展したが1993年に破局している。また女優ヴァネッサ・パラディとは1998年に交際をスタート。1999年に長女リリー＝ローズを、2002年に長男ジャックを授かった。事実婚状態にあった2人だが、2012年、14年間にわたる交際に終止符を打っている。
Sky Newsが報じたところによると、2人はビデオチャットを使用しオンラインで出廷する予定だという。
この元パートナー2人は、2016年にジョニーの元妻アンバー・ハードがジョニーに対して起こしたDVを訴える裁判でもジョニーを擁護するコメントを出している。2人とも、「ジョニーが暴力を振るうなんて考えられない」と語っていた。
なお、2016年に離婚した女優の元妻アンバー・ハードも来週出廷する予定だという。「The Sun」紙側は、アンバーがジョニーから暴力を振るわれたと訴えている2013年から16年の出来事14件を証拠として徹底抗戦するつもりだという。
