人気ボーイズ・グループ「ワン・ダイレクション(1D)」のメンバーで、現在ソロアーティストとして活躍しているルイ・トムリンソンが、この度、グループの生みの親である音策プロデューサーのサイモン・コーウェルのレコード会社「Syco Music」と契約解除したことを発表した。
「ワン・ダイレクション(1D)」は、サイモン・コーウェルが審査員を務めるイギリスの人気オーディション番組「Xファクター」で2010年7月に結成され、デビュー直後から世界的人気を誇るモンスター・グループとなった。
そんな「1D」だったが、2015年3月にゼイン・マリクが脱退し、2016年からグループは活動休止となり、現在メンバーたちはソロ活動に専念している。
「1D」はデビューからサイモンのレコード会社「Syco Music」からアルバムや楽曲をリリースしてきたが、ソロ活動になってからメンバーたちはそれぞれ別のレコード会社と契約するように。しかしルイ・トムリンソンだけは、ソロになってもサイモンのレコード会社との契約を続け、同社から楽曲やアルバムをリリースしてきた。
そんなルイであったが、ついに「Syco Music」と契約解除したようだ。
ルイはツイッターで「みんな元気であることを願うよ!『Syco Music』とぼくは別々の道を歩むことに同意したということをみんなに知らせたかったんだ。ぼくはこれからの未来、そして次のアルバムを書くためにスタジオに戻ることがとっても楽しみだよ。みんなとツアーで会うのも待ち遠しい。みんな安全に、もうすぐ会いましょう」とツイートし、ファンたちに報告した。
Hope everyone is doing ok! Just wanted to let you know that Syco Music and I have agreed to part ways. I'm really excited for the future and to be back in the studio writing the next album. Can't wait to finally see you all on tour!!
Stay safe and see you soon, Louis x— Louis Tomlinson (@Louis_Tomlinson) July 11, 2020
決別に至った詳細や、次のレコード会社について明らかにしていないが、「1D」と長年ゆかりのある映像監督のベン・ウィンストン、バックバンドのメンバーたちもルイの新たな門出を応援していることから、サイモンとは円満の契約解除である可能性は高そうだ。