イギリスの伝説のロックバンド「クイーン」のフレディ・マーキュリーの生き様を描いた大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ(原題:Bohemian Rhapsody)』。かねてからウワサされている続編の噂について、「クイーン」のメンバーのロジャー・テイラー(70)がコメントしたことが話題となっている。
2018年に公開され、世界的大ヒットを飛ばした『ボヘミアン・ラプソディ』。第91回アカデミー賞では5部門のノミネートを果たし、フレディ・マーキュリー役を演じたラミ・マレックはアカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞。さらに編集賞、録音賞、音響編集賞の最多4冠を獲得した。
そんな『ボヘミアン・ラプソディ』は、続編も出るのだろうか。先日「Daily Express」のインタビューに応じたロジャー・テイラーは、続編の憶測について「今のところぼくが望んでいるものはありません」とコメントしたのだ。
さらに続編について「続編を作るというのは特別いいアイディアだとは思いませんね。なにかが成功したからといって、必ずしもパート2が必要であるとは思いません。『ゴッドファーザー』がそうだったように、最初の一作目がかなりうまくいくっていうのがありますから」「またそこにすばらしいストーリーがあるかもわからない。(1作目で)ぼくたちはすばらしいストーリーを伝えたと思うし、続編について、お金のために何かをするというのは考えたくないですね。だから今言えるのは、続編を作りたいかと聞かれたら“ノー”です」とはっきりと明かした。
『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットを受け、以前には続編に対し出演キャストたちは乗り気であったり、続編はフレディの死までを描いたものという案もささやかれたりしているが、まだ続編については未定で可能性も現時点ではわからないようだ。