今年6月に再開した香港のディズニーランドが、再び休園することがわかった。
新型コロナウィルス感染拡大の影響で、1月26日より休園していた香港のディズニーランド。しかしウィルスの勢いが弱まってきたことを受け、今年6月18日から再オープンをしていた。
アメリカのオーランドにあるディズニー・ワールドが7月11日に再オープンを果たしたが、その直後に香港ディズニーランドは再閉鎖を発表。「政府と保健機関の要請により、感染予防の対策として7月15日より休園します」と声明を出した。再オープンから約1ヵ月あまりでの再閉鎖となってしまった。
香港では最近、52人の感染者が確認され、ディズニーランドの他にもジムや麻雀サロン、映画館などが再封鎖された。
一方、米カリフォルニア州のディズニー・ランドも7月17日再オープン予定であったが、同州での感染拡大が悪化し、休業要請が厳しくなった状況を受け、再オープンの延期が発表されている。
ディズニー社は「カリフォルニア州は7月4日をすぎないとテーマパーク再開ガイドラインを発行しないことを示しています」「数千人のキャストメンバーを職場に復帰させ、ビジネスを再開するのに必要な時間を考えると、政府当局から承認を受けるまで、テーマパークとリゾートホテルの再開を遅らせるしかありません」と発表している。
さらに「ガイドラインがいつリリースされるか明確になれば、再開日を伝えることができると期待しています」と述べている。
現在、日本では人数を規制しつつ段階的な再オープンをしているディズニー・ランド。家族や子供たちが笑顔でこの場所へ戻ることができるのはいつになるか。
