ライアン・レイノルズ主演の映画「デッドプール」シリーズの継続を、ディズニーが明言している。
昨年12月、「ディズニー」は、「21世紀フォックス」の映画事業などの買収で合意に至ったと発表。どちらもマーベルのコミック作品を原作とする映画シリーズを展開しており、フォックスが持つ「X-MEN」、「デッドプール」、「ファンタスティック・フォー」などのシリーズと、ディズニーが持つ「アベンジャーズ」、「アイアンマン」、「キャプテン・アメリカ」シリーズを含む一連の「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の合流は、買収話が露見した時点から大きく取りざたされてきた。
特にR指定を受ける「デッドプール」に関して、作風が変わってしまうのではないかと不安視されていたものの、ディズニーCEOボブ・アイガーは「興味深い作品」とコメント。「マーベルのR指定ブランドを作るきっかけとなる可能性も」と述べていた。一方でタイトルロールを演じるライアン・レイノルズは、シリーズの今後を憂うような発言をしていた。
The Wrapは、2月5日、アイガーCEOが、「デッドプール」について「このビジネスを継続する」と、投資家に対して明言したと報道。「こういったタイプの映画は明らかに人気がある」と、「デッドプール」の功績を評価している。
とはいえ健全なファミリー向けのイメージを持つ“ディズニー”だけに、「消費者を混乱させることなく、慎重なブランディングを」とも強調している。
なお、ライアン・レイノルズは先月開催された「デッドプール」中国プレミアにて、暗に「デッドプール3」へ向けて動きだしていることを示唆している。「まったく異なる方向性を考えている」と述べており、「リブートやキャラクターの変更が、4作目じゃ遅すぎることってあるよね」と路線変更を予感させた。
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