イギリス・ロンドンにある王立裁判所にて、7月7日から開始されているジョニー・デップによる英メディア「ザ・サン」誌に対する名誉毀損裁判。現地時間7月13日月曜日には、法廷でジョニーの新しい写真が公開された。
今回公開された写真は、ジョニーがソファの上で足を組んで、口を開けて眠っている姿だ。頭が後ろに傾いており、片手に持ったアイスクリームは溶けて、ジーンズと床にべったりとついてしまっている。これは2014年にアンバー・ハードが撮影したものだという。
Picture of Johnny Depp asleep and covered in ice cream emerges in court https://t.co/xUljphRW78 pic.twitter.com/N0lveugTqX
— New York Post (@nypost) July 13, 2020
この写真に対し、ジョニーは17時間働いた後のことだったと説明。「非常に疲れていて、眠りに落ちて、アイスクリームはその後、私の足の上にこぼれました」「その後、次の日に彼女(アンバー)はこの写真を見せてこう言ったのです『自分を見て見なさい、哀れね』」と答えた。
ジョニーは今回の写真以外にも、コカイン、酒、薬箱がテーブルの上に並べられているものや、またジョニーが床に倒れている写真も法廷で公開された。
Amber Heard shows photos of Johnny Depp’s lunch- whisky and four lines of coke, then passed out on floor. pic.twitter.com/LBNPNY1Kq6
— Mike Sington (@MikeSington) July 8, 2020
アンバーが撮影したという写真で、2013年にロサンゼルスの自宅で撮影されたものだという。テーブルの上にはコカインと思われるものが4本並んでおり、近くにはクレジットカードが置かれている。ウイスキーのグラス2杯と頭蓋骨と十字架で装飾されたピルボックスもあるのかわかる。倒れている写真に関して、ジョニーは「気を失ったのではなく、眠っている」「クッションが頭の上にある」と主張したようだ。
これらの公開された写真は、ジョニーが繰り返し否定してきた「妻を殴る者(Wife Beater)」であると報道した2018年4月の記事をめぐって英メディア「ザ・サン」誌を訴える裁判にて、ジョニーのケースの証拠として使用された。