憎悪犯罪の被害に遭ったジャシー・スモレット(35)が、出演ドラマ「Empire 成功の代償」の撮影に復帰したことが報じられた。
1月29日、ジャシー・スモレットは、米シカゴにて歩行中ところを、男性2名に襲われた。このとき襲撃犯は、彼に対して人種、同性愛差別的発言を行った上で、被害者の顔を殴り、なんらかの薬品を浴びせ、また「首にロープを回した」とも報じられており、病院へ搬送された。
しかし2月2日、ジャシー・スモレットは予定されていた通り、ハリウッドで開催されたイベントへの出演を敢行。観客を前にパフォーマンスを行い、出演を強行した理由について「ここにいなくちゃならなかった。くそったれどもに勝利を与えちゃならない」と呼びかけ、支援に感謝を述べた。
さらにUsWeeklyは、2月4日からスモレットがジャマル・ライオン役で出演する「Empire」の撮影に復帰したことを報道。シーズン5終盤のエピソードの撮影に参加したが、現場にはセキュリティが常駐していたとのことだ。
一方で、シカゴ警察のスポークスパーソンは、いまだに事件は捜査中であると発表。容疑者逮捕には至ってないことが明らかにされている。
ジャシー・スモレットは、事件後初めて公開した声明で「私の身体は丈夫ですが、魂はさらに強い。何よりみなさんに、感謝の気持ちを伝えたいです。同胞からの愛やサポートは、言葉にする以上に多くの意味を持つものでした」と主張。憎悪犯罪は「誰の身にも起こり得ることだ」とし、「愛」の重要性を訴えた。
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