『フォレスト・ガンプ/一期一会』などで知られる人気俳優のトム・ハンクスが、現地時間7月14日の夜にトーク番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」にリモート出演。自身が出演するApple TV+の新作映画『Greyhound(原題)』のプロモーション中で、新型コロナウイルスに感染していたときの出来事を明かした。
インタビューの中で、トムは8、9日間の療養期間中に自身の骨を「ソーダクラッカーで作られたように感じた」と明かした。ソーダクラッカーとは、塩味の軽いクラッカーで、軽い力を加えただけで簡単に粉々になる。「僕は移動するたびに、何か内側がわれていたように感じたんだ」とトムは話した。
トム・ハンクスと妻のリタ・ウィルソンは、トムのエルヴィス・プレスリー伝記映画の撮影のためオーストラリアに滞在していたときに、新型コロナウイルスに感染。トム・ハンクスが、現地時間3月11日水曜日にインスタグラムを更新し、明らかになった。トムたちはハリウッド俳優で初めての感染者となった。
その後、無事回復した夫妻は、新型コロナウイルスの医学研究のために血を寄付する計画であることを明かしていた。さらにトム・ハンクスは先日インタビューにて「vaccine(ワクチン)」と自分の名字をかけて「Hank-ccine」ができることを期待しているとジョークを放っていた。
またトムは『Greyhound(原題)』の記者会見の際、「明日を迎えるためにできることは本当に3つしかない。マスクを着用すること、社会的距離を置くこと、手を洗うことだ」とコメント。「もし、この3つの基本的なことを自分の中で実践できない人がいたら、それは恥ずかしいことだと思う。とても基本的なことだ。車を運転しているなら、スピードを出しすぎず、ターンシグナルを使い、歩行者にぶつからないようにする。それが常識」「あなたの役割を果たして」と、人々に訴えかけた。