イギリス・ロンドンにある王立裁判所にて、7月7日から開始されているジョニー・デップによる英メディア「ザ・サン」誌に対する名誉毀損裁判。現地時間7月15日水曜日、当時のジョニーの不動産マネージャーだったベン・キングが、ジョニーの指切断事故で切断された指先を発見した時のことを話した。
過去の報道によると、ジョニーの指切断事故は、2016年に発覚。2015年、ジョニー・デップとアンバー・ハードが結婚してから約1ヶ月後に、夫婦喧嘩の際に指の先端を切り落としてしまったと報道された。原因は、アンバーがほかの俳優たちと浮気していると、ジョニーが腹を立てたことだという。また、今年の4月には、DailyMail.comが独占ビデオを公開。この動画でジョニーは指を切断したときの夜を思い出しながら語っている。事故の夜、アンバーは2回もジョニーに割れたウォッカの瓶を投げ、1つは耳の横あたりで避けたが、もう1つがジョニーの指にヒットし、ケガをしたと主張していた。
当時のことについて、法廷で証言したベン・キング。彼は2015年3月にオーストラリアにある家に緊急で呼び出されたという。そこは血塗れで「特に1階下のバーエリアは著しい損傷だった」と振り返った。
「バーの後ろの鏡は酷くひび割れ、割れたガラスの破片がバーの上や周りに散らばっていた」とベン・キングは供述書で述べており、ロンドンの高等裁判所では画像が公開されている。
「デップさんの指先が切断されたと聞き、わたしは割れたガラスや破片を片付けながら、指先を探していたら、バーの床に落ちていたのです」と語った。「バーエリアが一番血だらけでした。階段を上ったところに血痕があり、メインの寝室にも血痕がありました」と話したようだ。
また、ジョニーが自分の尿でアンバーの名前を書こうとしたという主張に対してもキング氏は「誰かが家の周りに放尿していたとしても、私は尿の痕跡を見ていませんし、匂いも嗅いでいませんでした」と話した。