人気SF映画『スター・ウォーズ』シリーズと、マーベル・シリーズはいまや同じ傘下にある。2つの世界が交差するのも時間の問題かもしれないとウワサされている。
その2つの世界をつなぐキャラクターがいるとすれば、それは「ベイビー・ヨーダ」ではないかと言われているのだ。ベイビー・ヨーダとは現在動画配信サービスのディズニープラスで配信されている、『スター・ウォーズ』シリーズの実写ドラマ「マンダロリアン」に登場する人気キャラクターだ。
先日発売された最新版のマーベルコミック「Empyre #0: Fantastic Four」では、漫画内でフランクリン・リチャーズがベイビー・ヨーダについて語る場面がある。つまり、ベイビー・ヨーダはすでにマーベルの世界に登場しているのだ。
ある惑星に降り立ってしまったフランクリン・リチャーズと妹のヴァレリアは、その星から脱出する方法を探るためカジノに潜入しようと試みる。しかしカジノの入り口で、警備員から「幼すぎる」という理由で止められてしまう。そこでフランクリンは、自分たちは見た目以上に歳を取っていると主張する。
フランクリンが「ぼくたちはヴァレリアンズといって、ゆっくりと老いていく人種なんだ。もう数百歳なんだよ」と伝えると、警備員はそれを受け入れ、2人は中に入ることができた。ヴァレリアが兄にどうやってそんなウソを思いついたのか尋ねると、フランクリンは「ベイビー・ヨーダいるだろ？もし彼が50歳だとしたら…」と、ベイビー・ヨーダの名前を口にしたのだ。
なお今月上旬、ドラマ「マンダロリアン」でVFXを担当するリチャード・ブラフは、撮影で使用されるベイビー・ヨーダが複数いることを明かしている。
リチャード・ブラフは、「2匹作っているんだよ。1匹はアニマトロニクスだ。目や頭、腕を動かすのに5人は必要なんだよ」と明かすと、もう1匹については完全な人形で、背景として写り込む際に使用していることも付け加えた。さらに、フルCGバージョンのベイビー・ヨーダもいるそうだが、めったに登場しないという。
「マンダロリアン」はシーズン1のヒットを受け、シーズン2が今秋に公開。そして現在すでにシーズン3の制作に入っているとも伝えられており、今後MCUに参加する可能性は大いにあるかもしれない…。
