『スター・ウォーズ』シリーズといえば、世界で最も愛されているSF映画と言っても過言ではないだろう。そんな同シリーズに、ある大御所俳優が出演を断っていたという話が話題となっている。
『スター・ウォーズ』はこれまでに映画、テレビドラマ、コミック、小説、フィギュア、その他多くのグッズが世に出ている。ジョージ・ルーカスによって制作された映画たちは彼だけでなく、出演した多くの俳優たちを一躍スターの道へ押し上げた。レイア姫を演じたキャリー・フィッシャーやルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミル、メイス・ウィンドゥを演じたサミュエル・L・ジャクソンはほんの一部だ。
そして、長い『スター・ウォーズ』の歴史のなかで最も有名になったのはハン・ソロを演じたハリソン・フォードだろう。実はこの役がハリソン・フォードに決まる前、あの有名俳優アル・パチーノの名前が上がっていたのだ。
アル・パチーノといえば『ゴッド・ファーザー』シリーズでマイケル・コルレオーネ、『スカーフェイス』でトニー・モンタナを演じたことなどで知られるハリウッド界の大物だ。そんな彼にハン・ソロ役として声がかかったのが1997年のこと。彼は既に『ゴッド・ファーザー』シリーズを含む多くの名作に出演していた。
関係者によると、アル・パチーノはハン・ソロ役のオファーが届いていたことを認めながら「役そのものはよかったんだけど、台本が理解できなかったんだ」と語ったという。当時自費制作に近かったジョージ・ルーカスによる『スター・ウォーズ』の脚本は、他の出演者にとっても分かりづらい点が多かったという。
結果として、ルーカスフィルム・スタジオで制作された『スター・ウォーズ』シリーズは大ヒット。その後、高額でディズニーの手に渡ることになった。ハン・ソロを演じたハリソン・フォードはハリウッドスターとなり、続3部作のギャラは2500万ドル(約26億8000万円)とも言われている。
すでに大俳優として名を馳せているアル・パチーノだが、もしこの映画に参加していれば、さらなる富と名声を得ていたかもしれない。