『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』には、なんとあの『ロード・オブ・ザ・リング』の小ネタが隠れているのではないかとウワサされている。
映画『スター・ウォーズ』シリーズはオリジナル・トリロジー、プリクエル・トリロジー、シークエル・トリロジーの3つに分類される。全ての始まりは1977年に公開された映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』から始まった。その後『スター・ウォーズエピソード5/帝国の逆襲』『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』と並び、オリジナル・トリロジーと呼ばれている。
オリジナル・トリロジーから数年後、ジョージ・ルーカスは惑星タトゥイーンの奴隷だったアナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーになるまでを描いたプリクエル・トリロジーを発表した。その後、シリーズはディズニーの手にゆだねられ、シークエル・トリロジーでは新たなヒーローや悪役が登場した。
プリクエル・トリロジーの『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』を注意深く見てみると、さまざまな小ネタが隠されていることが分かった。
掲示板サイトRedditのユーザーが、あることに気づいた。アナキン・ウォーカーが暗黒面に堕ちてしまう『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の、アナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービが、ドュークー伯爵と対決するシーンで、ドゥークー伯爵がライトセーバーを装備した際のサウンドと『ロード・オブ・ザ・リング』で刀が消える際のサウンドが同じだというのだ。
他のRedditユーザーからは、「少しキーが違う」と指摘しながらも、別々の映画のサウンドを少しアレンジして再利用することは珍しいことではないそうだ。
しかし、2つの映画の共通点はこれだけではない。ドゥークー伯爵を演じたクリストファー・リーは『ロード・オブ・ザ・リング』でサルマン・ザ・ホワイトを演じているのだ。
果たしてファンたちの推測は当たっているのか。今後『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』と『ロード・オブ・ザ・リング』を見る予定の方は、ぜひそれぞれのサウンドを聴き比べてみてほしい。