イギリス・ロンドンにある王立裁判所にて、7月7日から開始されているジョニー・デップによる英メディア「ザ・サン」誌に対する名誉毀損裁判。ジョニーの元警備員の報告書によると、ジョニーは私生活もジャック・スパロウのようだったという。
ジャック・スパロウはジョニーの代表するキャラクターのひとつで、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズに登場する。これまで過去にジョニーはジャック・スパロウに扮してディズニーワールドにサプライズ登場したり、病院をサプライズ訪問したりと、ファンを喜ばせていた。
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セキュリティガードのリック・ウッドの供述によると、彼が2015年に同シリーズを撮影している間、ジョニーは「のんびり」していて「素晴らしかった」という。「彼はジャックス・パロウのようでした。偉大な男です」と語った。ちなみにオーストラリアに滞在中は、ジョニーがアンバーとのケンカ中に指を切断してしまうという壮絶な事件も発生していた。
さらにリック・ウッドは物理的に見ても、ジョニーが当時の新婚の妻であったアンバー・ハードを虐待していた兆候は見られなかったと述べた。リック・ウッドはジョニーだけではなく、アンバーについても触れ、彼女はこれまでドラマ(修羅場)を作り上げてきたと主張した。
今回の裁判は、ジョニー・デップが、英メディア「ザ・サン」誌が彼の事を「妻を殴る者(Wife Beater)」と表現したことを受け「事実ではない」とし、名誉棄損で告訴したもの。2017年に離婚したジョニーとアンバーは、ロンドンの裁判所で3週間に及ぶ名誉毀損裁判のあいだに、2人の不安定な結婚生活について衝撃的な証言をしてきた。これまで、ジョニーがコカインを並べ眠りについている写真や、ジョニーの指が切断したときの現場の写真なども公開されている。