今年11月に行われる米大統領選挙に出馬をしたと言われている、ラッパーのカニエ・ウェスト。先日自身初となる選挙集会で演説をしたのだが、それが原因で妻のキム・カーダシアンとの関係にひずみが生じているかもしれない。
初の選挙スピーチをしたカニエ・ウェスト
カニエは7月19日の選挙演説にて、神への信仰心やアメリカにおける人種差別などについて力強く訴えた。その中で彼は、妻キム・カーダシアンとの間にできた第一子であるノース・ウェストに関し、一時は中絶も考えたと告白。結局はキムの意思でノースを産んだのだが、今になりカニエは中絶を考慮したことを後悔しているようで、涙を流しながら語った。
さらに感情的になったカニエは「俺は娘を殺しかけた!娘を殺しかけたんだ!」と叫ぶ場面も見られた。
しかしこの中絶を考えた過去を話したのは、妻キムの承諾を得ていなかったようで、関係者は「キムはカニエに対し落胆しています。ノースが大人になった際、カニエのスピーチを見て傷ついてしまうと心配している」と話している。
そんな中カニエは7月22日、ツイッターを連続で更新。トピックが唐突であったり、妻キムと約2年ほど前から離婚を考えていたという衝撃的な内容が含まれていた。
「MJは殺される前トミーについて語った。キムは神の名において俺の娘の命を救った。神の選択だ。俺は子供のために生きる。クリス(キムの母)、俺はコーディーにいる。もし君が、他の娘のプレイボーイの撮影を計画してないなら」
「彼女たちは医者を2人連れて俺を正式に精神病だと判断しようとした。俺はキムが“監獄改革”のためにミーク・ミルと会った頃から離婚しようとしてたんだ。200個くらいある。クリス・ジョンウンとリル・ベイビーが俺の好きなラッパーだけどコラボはしないね」
「ミーク・ミルはいいやつだし礼儀正しかった、友達だ。キムはやりすぎた。俺は50億ドル以上の資産がある。でも君たちがMJの話を聞かなかったのに、今になって信じるのか?」
「クリスとキムは俺の許可なしで声明をだした・・・妻はそんなことするべきじゃないよ白人至上主義だ」
支離滅裂ともとらえられる連続のツイートをしたのち、カニエは「将来の大統領より」と投稿している。またこれら多くの投稿はすでに削除されている。
カニエはこの投稿の前日にも、連続のツイートで「俺は神に人生を任せた。ノースのママがプレイボーイの写真を撮らないようにって。俺はここにいる・・・捕まえにこい」「キムが医者と一緒にワイオミング州に向かっていて、俺を閉じ込めようとしている。映画の『ゲット・アウト』のように。俺が娘の命を救う話をして泣いたからだ」などと書き、不安定な様子を見せていた。
一体カニエに何が起きているのだろうか。ツイッターでは「#カニエに祈りを(PrayForYe)」というハッシュタグがトレンド入りした。