イギリス・ロンドンにある王立裁判所にて、7月7日から開始されているジョニー・デップによる英メディア「ザ・サン」誌に対する名誉毀損裁判。現地時間7月22日水曜日は新たな映像が裁判所に提出された。
その映像とは、アンバー・ハードの家族とジョニーの家族が人気歌手でジョニーの友人でもあるマリリン・マンソンとともに、感謝祭の祝賀会を行った時のもの。その映像では、和気あいあいとしたムードが漂っており、アンバーの父親がジョニーの息子を追いかけ、マリリンらしき男性の声が「彼はモンスターだ」とジョークを放っている。
感謝祭の様子は0:30ごろから↓
アンバーは、感謝祭でジョニーに暴力を振るわれたと訴えていたが、この動画についてジョニーの弁護士は「あのビデオに写っているのは、幸せなファミリーイベントですよね?」とアンバーに尋ねた。
アンバーは「はい、そうです」と同意したものの、この日、ジョニーの暴力がどんどんエスカレートしていく様子を説明した。
「私たちは、わずかな口論を階段のところでしました。ジョニーが、私のシャツのえりもとを掴んだことを覚えています」「それはみんなが去った後に始まりました」と付け加えた。「私たちは家族の前では決してケンカをしませんでした」と法廷でアンバーは主張した。「たいていは、みんなが寝静まった後に起こったのです」。しかし、アンバーが暴力についてウソをついていると、ジョニー の弁護士は非難したという。
またスカイニュースの報道によると、アンバーは「私たちはケンカになって、ジョニーは私のシャツを破り、部屋に投げつけた」と語ったという。また、ジョニーがガラスの物体をアンバーの方向に投げたが、うまく避けることができたとも主張。
「彼が私を押したとき、私はラウンジチェアの背もたれから落ちて、アパートのむき出しのレンガの壁に頭をぶつけたことがありました」とアンバーは言った。「後になって気付いたのですが、後頭部にしこりができていて、唇が切れていました」とも主張。
アンバーはこれまでジョニーに数回暴力を振るわれたと主張しているが、ジョニーはそれを真っ向から否定し、自身がアンバーに暴力を振るわれたと主張している。