イギリス・ロンドンにある王立裁判所にて、7月7日から開始されているジョニー・デップによる英メディア「ザ・サン」誌に対する名誉毀損裁判。現地時間7月23日にはジョニーの元妻であるアンバー・ハードの妹の証言が明らかとなった。
アンバーの妹であるホイットニーは、ジョニーが所有する豪華ペントハウスに家賃を払わずに暮らしていたという。2014年にジョニーとアンバー夫婦と一緒に暮らし始めた時に、虐待の疑惑に気づいていたことを認めた。
このことに関してジョニーの弁護士は「隣のペントハウスの部屋で何か起こっているのか一瞬でも考えていたら、1年間そのアパートに住んでいなかったのではないでしょうか？」とホイットニーに尋ねた。
当時、ジョニーはイースタンコロンビアビルにある5つの高級ペントハウスを5つ所有していた。そのうちの1つにホイットニーは1年間住んでいたという。また、アンバーの友人夫婦、そしてジョニーの友人も住んでいたという。
ホイットニーは、アンバーから、カップルのプライベートな結婚生活の写真や情報を売っていると告発され、そのことがきっかけで彼女は最終的に追い出されてしまったという。また「彼女（アンバー）は傷ついていたと思います」と語り、この出来事から二人の関係が疎遠になったと明かした。
今回の裁判は、ジョニー・デップが、英メディア「ザ・サン」誌が彼の事を「妻を殴る者（Wife Beater）」と表現したことを受け「事実ではない」とし、名誉棄損で告訴したもの。これまで、ジョニーがコカインを並べ眠りについている写真や、ジョニーの指が切断したときの現場の写真などが公開されている。
デップは家庭内虐待の疑惑をすべて否定しており、彼に暴力を振るったのはアンバーだと主張している。
