イギリス・ロンドンにある王立裁判所にて、7月7日から開始されているジョニー・デップによる英メディア「ザ・サン」誌に対する名誉毀損裁判。現地時間7月22日に、アンバー・ハードが「ジョニー・デップが妹を階段から投げ落とそうとした」という内容の主張をした。The Hollywood Reporter が報じている。
アンバー・ハードは2016年5月のある夜、ジョニーがアンバーに「野球のピッチャー」のように携帯を投げつけ、右頬と目に当たった出来事を主張。さらに、彼女が最初にジョニーを殴ったのは、階段から投げ落とされようとしていた妹を守るためだったと話した。
アンバーは妹のホイットニーを守るため、2015年3月に初めてジョニーを殴ったことについて認めた。さらにアンバーは、ジョニーを“握った拳”で殴ったかどうかを問われ、ジョニーが2人を殴ってきた後に、彼を殴ったことも認めた。
「彼は彼女(ホイットニー)を階段から突き落とそうとしていたし、それが起こる前に、彼が元恋人を階段から突き落としたという情報を聞いたことがあるのを思い出しました」と語った。元恋人というのは、1990年代にジョニーと付き合っていたトップモデルのケイト・モスのことを指していると各メディアが報道している。
ジョニーとケイト・モス↓
"There’s nobody that’s ever really been able to take care of me. Johnny [Depp] did for a bit. I believed what he said,” like if I said, ‘What do I do?,’ he’d tell me. And that’s what I missed when I left. I really lost that gauge of somebody I could trust." Kate Moss pic.twitter.com/fsC6XXKwtA
— E L I S A 🇫🇷🥖 (@deppressead) July 21, 2020
ジョニーの弁護士は、なぜアンバーは以前にケイト・モスの疑惑について言及しなかったのを疑問視した。「私は心を横切ったすべての考えをリストアップするほどの時間や自由を持っていなかった」とアンバーは述べた。
法廷ではアンバーが「ジョニーに暴力を振るわれた」と強く主張していたのだが、その時ジョニーはその場に同席していたのだという。ジョニーの弁護士はアンバーの主張の矛盾点を指摘し、作り話と嘘を織り交ぜていると非難したという。