7月に米大統領選挙に出馬を表明したラッパーのカニエ・ウェスト(43)が、先日行った選挙演説で第一子の「中絶も考えた」と話し、妻キム・カーダシアンとの関係にひずみが起きたのではと伝えられていたが、今回カニエが公に妻に謝罪をした。
カニエ・ウェストは7月4日、今年11月に行われるアメリカの大統領選挙に出馬することを発表し世間を驚かせた。先日行われた選挙集会では号泣しながら、第一子のノースを中絶させることを考えたエピソードなどを語り、またツイッターでは「キム(妻)は俺を閉じ込めようとしている」「キムと離婚しようとしていた」など、他にも支離滅裂のツイートを連発した。このことから、持病である躁うつ病(双極性障害)を発症させているのではと懸念された。しかし妻のキム・カーダシアンはカニエをこれからもサポートするという声明を発表した。
カニエの演説
そんなカニエは7月25日、またツイッターを更新。「俺がプライベートな話を公にしてしまったことについて、妻のキムに謝りたい。俺は、彼女が俺を支えてくれたのと同等に彼女を支えてあげられなかった」「キムへ、俺は君を傷つけたと知ってる。お願いだから許してほしい。俺のためにいつもそばにいてくれてありがとう」と、キムに対し謝罪した。
この謝罪に対しキムから公の反応はまだない。
現在、カニエはワイオミング州の自身のキャンパスにて自主的に隔離し、先日は妻キム・カーダシアンらとの面会を拒否しているが、コーディー、起業家のデイモン・ダッシュや、俳優でコメディアンのデイヴ・シャペルなど親しい友人らとは会っているようだと報道された。また歌手のジャスティン・ビーバーがカニエのもとに駆けつけ、デイモンとジャスティンの後ろ姿の写真が公開された。
7月24日、カニエは投稿したこの写真に「DD(デイモン・ダッシュ)とJB(ジャスティン・ビーバー)がYZYキャンパスの新しいスプレーフォームタイプの壁の原型について話しているよ」とツイートしている。
またカニエは7月24日にアルバム「DONDA」もリリースしたばかり。様々な事情が混ざり合っている中、現在の彼の健康状態が心配される。