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ジョニー・デップによる名誉毀損裁判、今週に最終弁論が行われる予定

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ジョニー・デップ

イギリス・ロンドンにある王立裁判所にて、7月7日から開始されているジョニー・デップによる英メディア「ザ・サン」誌に対する名誉毀損裁判。これまで様々な衝撃的な証言が主張されてきたが、この名誉毀損裁判の最終弁論が今週に行われるようだ。

今回の裁判は、ジョニー・デップが、英メディア「ザ・サン」誌が2018年に彼の事を「妻を殴る者(Wife Beater)」と表現したことを受け「事実ではない」とし、名誉棄損で告訴したもの。現地時間の7月27日もしくは28日に最終証言がまとめられると予想されている。

法廷内にはカメラがないにもかかわらず、衝撃的な証言の主張などは、どのリアリティ番組にも匹敵するもので、裁判がスタートしてからネット上の注目の的となっている。

今回の裁判で、ジョニー・デップと元妻のアンバー・ハードは、2011年の『ラム・ダイアリー』のオーディション中に知り合って以来、2015年2月にデップのプライベートアイランドであるバハマ諸島で結婚する前から、すでに喧嘩をしていたことを認めている。

アンバーはこれまで、「私たちはケンカになって、ジョニーは私のシャツを破り、部屋に投げつけた」と証言。また、ジョニーがガラスの物体をアンバーの方向に投げたが、うまく避けることができたとも主張している。

さらにアンバーの妹は2014年にジョニーに向かって「なんで、彼女を殴る必要があるの?」と問いただしたのだという。「時々彼は暴力を完全に否定したり、『いや、僕は彼女を押しただけで、殴ってはいない』と軽視していました」「彼はそれを正当化したのです」とジョニーを強く非難した。

このようにアンバー側は、ジョニーから暴行を受けてきたことを主張、一方でジョニーはそれを真っ向から否定し、口論時に録音した音声なども公開している。今週もジョニーの名誉毀損裁判に注目が集まる。

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