俳優のトム・ハンクスと妻のリタ・ウィルソンが、正式にギリシャの市民権を獲得し、その写真を公開した。E!Newsなどが報じている。
トム・ハンクスとリタ・ウィルソン夫妻といえば、今年の初めころからエルヴィス・プレスリー伝記映画の撮影のためオーストラリアに滞在していたときに、新型コロナウイルスに感染したことが大きなニュースとなった。その後夫妻は療養し、アメリカの自宅に帰宅。そしてトムが自宅から「サタデー・ナイト・ライブ」に出演したことも話題となった。
そんなトム夫妻が今度はギリシャの市民になったというのだ。
7月26日、ギリシャの首相キリアコス・ミツォタキスは、トム夫妻との写真をSNSに公開。夫妻は手元にはしっかりとギリシャのパスポートを持っている。首相は「リタ・ウィルソンとトム・ハンクスは誇り高きギリシャの市民です」とキャプションを添えている。
なぜ二人は、ギリシャの市民権をゲットしたのか。実はリタの祖先がギリシャ人であり、また二人は長年にわたりギリシャで休暇を取ることが多く、トムの64歳の誕生日もギリシャにてお祝いしていた。おそらくそれらが理由で市民権を獲得しただろうと言われている。
またリタとトムは、ギリシャの文化が反映されているヒット映画『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』と、続編で2016年に公開された『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング2』や、ギリシャのカロカイリ島を舞台にした映画版の『マンマ・ミーア！』と、続編の『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』のプロデュースも手掛けている。
