『スター・ウォーズ』の小説シリーズで、全く新しい帝国が登場する予定だという。9月に発売が予定されている新作ノベル「Star Wars :Thrawn Ascendancy Chaos Rising」は、スローン大提督の生い立ちに迫る新しい三部作となっている。
スローン大提督はかつて、彼と同じチス族が支配する帝国にいたとされている。この帝国は銀河の未知領域に存在していた。著者のティモシー・ザーンによると、彼はこの本の中で、チス族について「全く新しいダイナミックな人種」として読者に紹介しているという。スローン大提督に隠された謎も、本の中で解明されていくようだ。
ティモシー・ザーンは今回の作品の中で、スローン大提督が未知領域にある謎多き星から銀河帝国に仕え、大提督にのぼり詰めるまでの生涯を描いているという。
先日行われた「SDCC2020」での「ルーカスフィルム」のパネルトークにてティモシーは、新作ではこれまでに明らかにされてこなかったチスという種族に関する情報が解禁されるファンに約束した。さらに、「今回の作品で、チス・アセンダンシーの基礎を作り上げることができた。彼らがどのような日常生活を送り、自国を防衛し、他の地域との共存をはかっているのかが明らかになる。中心はもちろんスローンだが、新たなキャラクターが多く登場し、彼と関わるこたとなる。シス・アセンダンシーに危機が訪れることもあるだろう。何者かがアセンダンシーを狙っているようだ。どのような攻撃なのかを読み、的確に対処できるかどうかはヒーローにかかっている」と明かした。
スローンは優れた分析力と判断力を持つ戦略家だが、見えない敵を前に勝利することができるのか、ファンの新作に対する期待は高まるばかりだ。
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