イギリス・ロンドンにある王立裁判所にて、7月7日から開始されているジョニー・デップによる英メディア「ザ・サン」誌に対する名誉毀損裁判。現地時間7月28日火曜日は、いよいよ最終証言の日となった。
最終日には多くの人が法廷に足を運び、ジョニーに花束を渡し「私たちは愛してる」「ジョニーに正義を」と叫ぶ人々も見受けられたという。ジョニーは到着後、祈りを捧げるジェスチャーをして法廷へと入っていった。
法廷では、ジョニーの弁護士が「彼は人生で一度も女性を殴ったことがありません。以上。何もありません」「真実は、デップ氏はもともと暴力的な人物ではないということです」と、暴行疑惑を簡潔に完全否定。
さらに、先日、ジョニーの元妻であるアンバー・ハードが「彼は妹を階段から突き落とそうとしていたし、それが起こる前に、彼が元恋人(ケイト・モス)を階段から突き落としたという情報を聞いたことがあるのを思い出しました」と証言したのだが、それに対してもジョニーの弁護士は「無意味で完全な作り話」「あからさまな作り話」とし、「ハードの証拠は当てにならない」とアンバーを痛烈に批判した。
今回の裁判は、ジョニー・デップが、英メディア「ザ・サン」誌が彼の事を「妻を殴る者(Wife Beater)」と表現したことを受け「事実ではない」とし、名誉棄損で告訴したもの。ジョニー側は最後まで「妻を殴る者(Wife Beater)」ではないと強く主張した。
ジョニーの弁護士は同日中に総括を終え、その後ニコル判事が時間をかけて判断を下し、後日発表される予定だという。
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